第5章

イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを10(本編第5章)-

「どうしてかな、あなたをずっと見ていたい」
私は、死ぬのだと思っていた。
いや、もう死んでいるのかもしれない。
ならば、ここにいる私は何者なのだろう。
イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを9(本編第5章)-

全部、全部嘘だったんだ!
泣き叫びながらも、頭の中でもう一人のトトがはっきりと言葉を発している。
イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを8(本編第5章)-

愛を否定し、愛の醜さを知っているあの人が…
あの人が、一番、私という人間を大切にしてくれていた…。
イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを7(本編第5章)-

「本当に誓いを立ててもいいと、言ったら」
「まぁ、私を口説いているつもり?」
アンドレアがくるりと踵を返すと、長いハチミツ色の髪が広がった。
いつまでも捕らわれない蝶のように。
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