イルミーネ国の物語

イルミーネ国の物語

-友達 3(本編最終章)-

「そう・・・呼ばれたりもするけれど、本当のところはわからない。レイと名づけたのは姉御だから。従兄妹のレオーネに似ているからって付けられた。ふざけた話だよ。レオーネよりもっと前から存在しているのに」
イルミーネ国の物語

-友達 2(本編最終章)-

何もかもこれからだったのに・・。壊したのは私だ。私があの人を破壊した。
自分の傷ばかり見て、癒してもらうことばかり考えて。
ー自分一人、責任から逃げたー。
イルミーネ国の物語

-友達 1(本編最終章)-

トトの前からサングが消えた。
一方、ジュールは愛を知りながらも過去に囚われ続けていた。
命が弱りつつあるトトが求めたものとは…この関係をなんと呼べばいいんだろう。
イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを10(本編第5章)-

「どうしてかな、あなたをずっと見ていたい」
私は、死ぬのだと思っていた。
いや、もう死んでいるのかもしれない。
ならば、ここにいる私は何者なのだろう。
イルミーネ国の物語

-彼の魂に安らぎを9(本編第5章)-

全部、全部嘘だったんだ!
泣き叫びながらも、頭の中でもう一人のトトがはっきりと言葉を発している。
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-彼の魂に安らぎを8(本編第5章)-

愛を否定し、愛の醜さを知っているあの人が…
あの人が、一番、私という人間を大切にしてくれていた…。
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-彼の魂に安らぎを7(本編第5章)-

「本当に誓いを立ててもいいと、言ったら」
「まぁ、私を口説いているつもり?」
アンドレアがくるりと踵を返すと、長いハチミツ色の髪が広がった。
いつまでも捕らわれない蝶のように。
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-イルミーネの国王6(本編第1章終了)-

王族であるということ、国王マクシミリアンの子であるということが、トトの心を救っていた。だが、その光も、近づく運命の前に覆い隠される日が来るのを、まだ、トトは知らなかった。
イルミーネ国の物語

-イルミーネの国王5(本編第1章)-

身体に何の心配もない?
どうして?!
早く死にたいのに!
どうして!!
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-イルミーネの国王4(本編第1章)-

トト…ルイ…
マクシミリアンの脳裏から、二人の姿が翳って見えなくなっていく。
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-イルミーネの国王3(本編第1章)-

「30分ほどで戻るから」
と言い残して、王妃と王太子は馬に乗って出て行った。
「どうか・・道をよく見て・・」
厩番は彼らの背後から声をかけたが、その声は届いたのか…
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